6/3 The 25日目。

あー、信じられないくらい眠い。起きたら11時過ぎてたっての。
エレンがシャワー浴びてたからトイレにも入れなくて、リビングであくびとかため息とか深呼吸とかしてた。何で寝起きって呼吸が乱れるんだー?
カウチでパソコンを弄ってたクリストフがおもむろに振り返り今朝はずいぶん犬みたいな呼吸ですが大丈夫ですか?と。大丈夫ですわよ。
顔を洗っているとクリストフが部屋にやって来て、今日から二、三日ヨセミテとかコロンビアとか回ってくるから行くぜ、と出掛けてった。運転出来ると一人で何処にでも行けるもんねー。
エレンに倣い昨日の夕飯の残りをパクパク食べる。パスタは多分和食。幸せ。
エレンは彼氏のお姉さんが出るから野外劇見に行かなきゃいけないのよ、と出掛ける。
ジェイソンが来てパパと仕事の話をしてる。パパは何かご機嫌斜めで怖いので散歩に出掛ける。
本気でただただ歩く。曇りだなぁ。日焼け止め塗るの忘れたけど大丈夫かなぁ。曇りの日の方が紫外線激しいって話本当かなぁ。
iPod全開で大声で歌って歩く。かぁさーねーたそのぉ手をぉー。自転車に乗ってる男の人にすれ違い様親指を突き出される。イェイ。
帰り際スーパーでロックスター購入。だってリポDは売ってない。にしてもなんで500缶なんだろな。ショットで飲みたいですよ。そして何故に蛍光ピンクなんだろうな。
パパはタイラショーを大音量で点けたままカウチで寝てた。口紅の塗り方とかグロスを落ちにくくするにはとかいう話題は多分男子にとってはとてもいい入眠材料なんだろう。
あまりに汗をかいたのでシャワー。贅沢お昼シャワー。
部屋は寒いのでキッチンテーブルでテキストを読んで。
気になると止まらないので皿洗いをして。
パパは何時の間にか起きて出掛けてったらしく帰って来るとお前の為に買って来たぞー!ブリトーを食えー!と渡して来た。
タコベルブリトーは大好物なのでありがたく頂く。
慌ただしく出掛けるパパを見送り、テキストに戻る。
どうも理解出来ない箇所がありつつも、まあそのうち解るだろうってことにして先に進む。
ママにその本って面白いわけ?と聞かれる。そこそこ面白いよ。
サンディとララが来て週末おしゃべり。サンディは五人目の孫が生まれそうで生まれなくて辟易してる模様。病院に行っては戻って来るのよ、多分来週後半よね、とか何とか。陣痛が来て歩いて病院に行き三十分でとおるを生んだマニムの話をすると、あーそれが一番よ、そういうのがいいわ、とな。
サンディが帰りママと二人でTVを見ながらうだうだ。
エレンの友達が来て、何故かエレンの部屋に籠もる。あれ。寝れないじゃん。荷物もろくろく取りに行けない。部屋に入ると睨まれた。ここはエレンの部屋だからエレンに睨まれるなら納得行くけど、お前に睨まれるのは納得行かないぞ。ま、大人の余裕で許してやる。
11時過ぎにエレンがモンスターを二本抱えて帰って来て、飲む?と一本くれた。はいいけど口が開いてる。今飲まなきゃイカンのね。
結局12時半を過ぎるまで二人は部屋から出て来ず。寝るタイミングを逃す。
エレンと友達がカウチで寝ようとしてたので、いやいやお前ら部屋を使いな、女の子ナイトなんだろ、とベッドから物を降ろし部屋を明け渡す。
いいのいいの。あたしゃこの先ずっとカウチで寝ても構わないのさ。だって別に勉強しに来たわけでもないし仕事しに来たわけでもない。ただの居候だからね、ホストの幸せ最優先ですよ。