5/11 The 2日目。

6時半くらいに起床。
毛布一枚で快適に寝たけど、起きたら急に寒い。
エレンがメイク中だったけど、追い出してトイレへ。
ごめんよ。女の子にとって顔作りは重要だよね。
外に出て、朝堪能。
隣の小母さんも朝日で新聞読んでた。
シリアル棚をゴソゴソ漁って朝食。
ママがコーヒーを淹れてくれる。
シュガークッキーフレーバーとは何ぞ?と思ったけど、甘い匂いで気のせいだけどブランデーっぽい感じもして。
意外にいけてた。
可笑しなニュースショーを見ながらダラダラしてたらあっという間に11時。
周りを散策しつつ買物でも、と外出。
ウォルマートまでおよそ三十分。
グルグル回って、長袖の服だのシャンプーだのサングラスだの購入。
サブウェイまで戻って昼食。
オーダーが難しいよね、サブウェイ。
家に戻るとパパが「あんなとこまでホントに歩いたのか?何で歩くんだ?意味が分からんよ。」と呆れ顔。
大して遠くなかったってば。
…?…!!
ネット繋がらないよー。
困っていたところへディラン帰宅。
すぐに状況を話すと、リセットをかけて繋がるようにしてくれた。
オプラを見ながらウダウダしてると、ママが台所でパチパチ働いてる。
おお、今日は手料理だわ。
ご飯はシェルパスタ。牛肉入りのホワイトソースもたっぷり。
食卓に付くと、パパのお友達(多分ケイラブとかいう名前)も参戦。
無口だけど紳士らしい態度の人でした。
夕飯が終わると、パパが散歩に誘ってくれた。
三分ほど歩く。
途中、パーチーをやっているらしき家の前を通ると、男の人がこちらをジロジロ眺めている。
通り過ぎるとパパが「あいつらは俺みたいな汚い格好(修理をしてたからグリースまみれだった)のオヤジが若い女の子を二人も連れてるから羨ましがって見てたのさ」と笑った。
行き着いたのは誰かの家のガレージ。
何故にガレージ???と思ったが、即納得。
パパは飛行機狂いで、模型のラジコンを作って飛ばすのが死ぬほど好きなのだ。
そのガレージには見えるだけでも三十機以上の模型が飾られていた。
ビックリしたのは、そこにボビー、ああボビー、愛すべきボビーがいたこと。
パパの高校の同期で、大の仲良し。
ボビーはちゃんとあたしのことを覚えててくれて、地震とかいろいろ心配してたんだよー、って。
っても、ボビーのことはあんまり詳しく知らないけど、居ずまいが可愛くってたまらないのよ。
男の隠れ家、もしくは溜り場のようで、4〜5人の男性が来たり帰ったり。
パパはあたしをパソコンの前の「パイロットシート」に座らせると、
ラジコンのリモコンのようなものを持たせた。
飛行機操縦のシミュレーションゲームで、ゲームだけど軍隊の訓練でも使ってるらしい。
つまりめちゃくちゃ難しい。
特にあたしはファミコンですら体ごと動かして操作するタイプだしの。
結局パパが遊びたかっただけだが、なかなか楽しかった。
来週には本物の操縦をしに連れて行ってやる!!と普段はあまり喋らないのに、
飛行機のことになるとマシンガンのように話すパパでした。
10時過ぎにやっとエレンが練習から帰宅。
明日の夜、学校でダンスショーがあり、その準備でとてつもなく忙しいようだ。
疲れたー、疲れたー、って言いながら宿題をやり、ご飯を食べ、一時間以上バブルバスに入り。
衣装や何やらの準備をし。死んじゃうよー、とかボソボソ言って。
エレンは末っ子でみんなのベイビーなので、甘えたり拗ねたり、可愛いこと限りない。
明日はエレンのダンスショーを観に、学校まで行くよー。