8時半に一旦起きるが全員寝てる。
二度寝。寒い。毛布二枚掛けてるのに。もう一枚重ねて掛ける。
途中またアイリと仔犬に人生を掻き回され頭に来てふて寝続行。
ありゃま。1時だよー。
ジェイソンが呆れ気味におはよう、って。呆れるなよ、お前さんの娘さんのお陰でございますわよ。エレンが脇から疲れてるのよ、って。ナイスフォロー。
ジェイソンとジュリアナ、いつも一緒だなぁ。いいねいいね。二人とも大好きだからしばらく別れないでおくれ。
エレンは着替えに一生懸命。あれを着たりこれを着たり。
ブレイクのお姉さんの卒業パーティーに行くの!だって。
髪を巻きながらエレンがあたしってアイリみたいだった?と。いや、あなたは彼女よりもっと静かだったし聞き分けの良い子だったわよ、と答えるとやったー!!あたしって良い子なのね!とな。うん。良い子だよ。ホントに手を焼いた記憶がない。アイリと違って毎日一緒だったから、興奮度合いも違うのかしらね。
やっと着替えとヘアセットが終わり、写真撮って!ティファニーに見せなきゃ!と。ティファニーのオシャレ小僧っぷりは皆の認めるところな訳だ。
タミーが一瞬やって来て。彼女は何かわかんないけど、いつも一瞬やって来る。
何故かエレンはジーンズに履き替え、ドレスを持って出掛ける。雨だからかな。
ティファニーとジェニファーが来て一緒にモールへ。
その靴履いてくの?ってこれは普段履きだよ。走れるハイヒールなんだよ。歩くにはこれが一番!
どうやらディランが彼女にプレゼントを買うみたい。気の触れたデザインも沢山あるアクセサリーショップへ直行。
気の触れたデザインには目もくれず、当たり前だが可愛いネックレスとピアスを購入。ここでもティファニーのセンスは絶対的。
そうこうしてるうちにジェニファーが具合悪いよ、と言い出す。二日酔いだ、お前は。
気絶するーだの、手が震えるーだの、それは初期のアルコール依存症だ。離脱症状だよ。もしくはアルコール性低血糖。どっちにしろ飲み過ぎ。とりあえず何も食べないで飲むのは控えた方がいい。すごく体に悪いんだ。と言いつつあたしも結構飲むと食べないんだけどさ。あんな水みたいなビールでも量を過ごせば体に悪いんだなぁ。
とりあえず何か食べなさい、とティファニーがイタリアンレストランに連れ込む。クッキーとかパンとかすぐサーブされるもんね。とりあえず口に入れてたけど少ししたら、吐く、とトイレへ。重症。
席に戻るとあたし病院に行った方がいいと思う、と真剣な顔で呟く。それかAAに行くべきかなぁ、とも呟く。AAはともかく病院は行くべき。何度辛い二日酔いを経験してもついついお酒を飲み過ぎてしまうとか、お酒を飲まなきゃ楽しくなれないとか思う人は色々な問題を抱えてることが多い。お酒で解決出来ないって頭で解ってても一時の快楽に逃げてしまってる訳だからね。いろんな意味で病院にかかった方がいい。
しかしながら運転出来る人が誰もいない。ティファニーは何で運転出来ないんだ?と思ってたら、昼にシャンペン一本空けたんだもん、だって。は?全く普通に見えるんだけど。こっちの方がある意味恐ろしいや。
いろんなとこに電話をかけまくって日曜の昼下り飲んでない人を探す。
ジェニファーが車で死んでる間に、ティファニー、ディラン、あたしはイタリアンを食べる。
茄子のパルミジャーナ。美味しかったけど茄子どこ?ああ、このでっかいのか。ってか多い。半分は箱に入れて持ち帰り。ティファニー、奢ってくれてありがとし。
ジュリアナと弟がやって来てくれた。ジュリアナはジェニファーの車で病院へ。あたし達はジュリアナの車で家へ。弟君が運転してくれる。
ティファニーはそのまま帰っちゃった。ママはティファニーもジェニファーも入って来ないのを何事?と訝る。顛末を話すと、お酒はほどほどにしなきゃダメなのよ、あの子明日仕事大丈夫なのかしら、仕事だの彼氏だので忙しくしてれば飲み過ぎる暇が無くなるんだから、やっぱり彼氏が必要ね、とな。うん。彼氏が大酒飲みじゃない限り、彼氏が出来れば酒量は減る。少なくともキスしてる間は飲めなくなるからね。ずっとキスしてればいいのだ。
よっこいしょ。風呂入ろう。
バケツをひっくり返したような雨。ブルックのパーティー、外でやるって言ってたような。エレン、濡れてないかしら。
ディランは濡れ鼠になって帰宅。あ、出掛けてたんだ。何で電話しないのよ!迎えに行ったのに!!とママに叱られている。
日曜日の夜はクローザーでブレンダでサンキュー。
昼過ぎに起きた割にはすんなり何時もの時間に寝たのでした。